ふるさと文化誌の12作目、「ふるさと文化誌 第十二号 大野城まち物語」(B5版67ページ)が完成しました。
県文連事務局にて1冊600円(税込み)で販売中です。希望者には、+郵送代(200円)でお送りすることも出来ますのでお気軽に、お問い合わせください。

大野城市は福岡大都市圏の一角を占め、人口は10万人を超えベッドタウンとして未来に向けて発展を続ける都市ですが、その一方、この地は、水城や大野城を築いて外敵からの防衛を担ったのをはじめ、須恵器の大規模な生産、供給地として〝遠の朝廷〟大宰府政庁の活動をバックアップし続ける役割を担うなど、国全体にとっても重要な地域でありました。
本冊子には、水城跡、大野城跡から、市域の農村の様子、日田街道の宿場町であった雑餉隈の繁栄、幕末の志士とのかかわり、養蚕業が盛んだった大野村、幻の戦闘機「震電」、進駐軍基地の町白木原ベースなど、古代から中世、さらに近現代の忘れられた歴史まで紹介しています。